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子どもへの虐待をなんとかするために動く青年のお話ですね。
その青年の名前は、相川健太と言い児童福祉司です。
その相川の後輩に当たる職員が入ってきました。
職員の名前は、山下裕矢と言い今時のチャラい感じの若者です。
私のイメージですが、チャラい人って要領がとても良い人が多いイメージです。
この山下も要領が良く、人をうまく使っていますね。
合コンへ行くために定時で仕事を終わらせています。
そのためには、先輩をもうまい話術で任せます。
こういうところは、見習いたいところですね。
あまりやり過ぎると危険ではありますが。
これにうすうす気づいているベテランの大場は、いつかしっかりと言ってやるといった感じでした。
しかし、器用な山下はミスをほとんどしないので、しっかり言うきっかけがないのも事実なのです。
ある日、大変なことが起こりました。
それは、子どもの検診に急に来なくなった母親がいると相談所に保健師から電話があったのです。
母親の名前は星野環那と言います。
この星野という女性、1年前に相川が相談を受けていた人でした。
シングルマザーになってしまった女性で、この先のことを心配して相談に来ていたようですね。
どのような状況になっているのか、その母親のところへ行く山下や相川たちですが、
その部屋は腐った臭いがしていました。
ゴミだらけになっており、状況として子どもが危ないと感じます。
この時、山下は子どもの命が本当に危ない状況なのだと認識し、
とある重大な事実を忘れていたことに気づくのでした。
今までうまく仕事をしていた山下が重大なことを忘れていたのですが、これから先どうなるのでしょうか。
そして、子どもの状況も気になりますね。