稀代のダーク・ヒロイン「密」
こんばんは❤️
アラフォーママみぃの漫画大好きブログです。
今日は復讐の未亡人を読んでみました♫
ネタバレもありです💕
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オススメですよ♫
時代が求めているのか、巷ではリベンジ系ストーリーが急増中ですが、
その中でも、「復讐の未亡人」はなかなか秀逸です。
愛する夫を自殺に追い込んだ奴らに復讐をすべく、単身IT企業に潜入し、
復讐を遂行していく主人公・鈴木密。
こう聞くと、かなり怨念のこもった暗い、救いのない感じが否めませんが、密の性格の異常さが逆に物語を爽快にしています。
「ふふっ・・・気持ち悪いわね」
この一言が、彼女の人となりを表していると言えるでしょう。
そして、美しい蜘蛛のように獲物を弄び、嬲っていく密。
そう、密の復讐には、絶望感や負の感情よりも、快楽の方が勝っているように見えるのです。
それは、密と復讐相手双方において、なのです。
女性のリベンジものにありがちな、セックスを利用したエグいやり方が描かれているのですが、不思議と嫌悪感や、ネガティブな感じは受けません。
そして、密はかなりぶっ飛んでいる人物ですが、どこか憎めない、蠱惑的なキャラクターであるところが、この作品を魅力的にしているのでしょう。
人でなしのクズどもを蹴散らしていく密様、
一服の清涼剤の同僚、斎藤くん、
その二人が織りなすラストは、清々しくも、どこか空恐ろしく感じます。
一巻完結ものですが、続編も出ている事から、評価の高さが伺えます。
所々で描かれる、密の過去が明かされるのか?それならば非常に興味が湧きます。
それほどまでに、密とは「そそられる」存在なのです。