恋は雨上がりのように 漫画
こんにちは❤️
アラフォーママのみぃです♫
今日は漫画 恋は雨上がりのように を読んでみました!
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今年の夏にアニメ映画としてリメイクされる『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』という映画があります。
20年程も前の作品ですが未だにあの夏に胸を打たれる人が沢山いるからこそ、こうしてまた日の目を見るのでしょうね。
日本人(特に男性)は青春が大好きです。
特に夏。
青く広い空に入道雲が聳えている。
その下に白いワンピースを着た少女が一人。
どんなに内容がダメな本でも、表紙がこんな感じのシチュエーションに仕上がっているだけである程度は売れてしまいますよね。
日本の男は、何故こんなに青春が大好きなのでしょう。
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それは、殆どの人が理想の青春を送っていないからでしょうね。
男は自分が好きになった物が永遠に手の届かない物である程、神棚に祀っていつまでも拝んでしまう。
すっかり前置きが長くなってしまいましたが
本作『恋は雨上がりのように』も独身男性(精神的童貞)が好む要素で一杯です。
主人公のあきらが何故か恋に落ちるのは、どこにでもいそうな、うだつのあがらない中年男性の近藤。
見かけと字面だけならパトレイバーのカミソリの人に似ているが、残念ながら10円ハゲである。
その代わりに水虫は所持していない。
普通に考えて、年頃の高校生の女子が(ただでさえ父親をキモいと蔑む年頃である)自分よりも28歳も年上の男性に目が向くはずはないのだが、
それはさて置き。
最初、本屋で山積みされている本作を見た時、表紙の淡い色合いや目の大きな女の子と純愛っぷりをアピールしているあらすじを読んで正直あざとさを感じて引いてしまっていた。
それでも手に取ってしまったのは、やっぱり私の中にも青春に対する憧れが消えずに残っていたから。
ページをめくりながら「こんなの普通に考えてありえねえだろ」とツッコミを入れながらも目は躍動するあきらの肢体を、
丸くなった近藤の背中を追ってしまう。
読者(高齢童貞男子)が感情移入するのはやはり近藤だろう。
いい年齢。
先が見えた将来。
破れた夢を捨てきれず「もうワンチャンあるだろ」と引きずる。
近藤がうだつが上がらなければ上がらない程、そこに読者は自分よりも下の要素を見つけて救われます。
近藤が小説で再び日の目を見る事があっても「自分もワンチャンあるだろ」とやはり救われる。
現実には自分の前にはあきらは現れず、近藤とくっつく事になっても救われる。
究極、バッドエンドでも「人生こんなもんだよね」とやっぱり救われる。
そして、私が何故冒頭で映画『打ち上げ花火〜』を紹介したのかというと、
本作が「もしも、あの時こうしていれば」を思い出させてくれて、夢の続きという「if」を疑似体験させてくれる作品であるからなのです。
『恋は雨上がりのように』はどう転んでも読者が救われる、非常に優しい漫画である。
特に男性におすすめです。
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